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コロナ禍で嬉しかったこと

先日、銀行に行く用事があって窓口で対応していただきました。その時に担当の女性の方とたわいもない話で盛り上がり、マスクや透明の間仕切りがあるものの、笑って笑ってすごく心地がいい時間を過ごせました。

コロナ禍以前は当たり前の光景だったと思いますが(大阪人だから?)、今はなんとく話すこと自体ためらいがちだったので、あれから数日経ってもずっと心がポカポカしています。

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私は元々寂しがり屋でないからか、結婚を機に誰も知り合いのいない静岡で1人で過ごしていても全然平気で、さっさと家事を終わらせたら、残りの時間は自分の立てた目標を達成するべくひたすら邁進していました。

実家にいた時から家族が祖父母の家に行ったり、旅行に行って1人で過ごすことになっても、「何して過ごそうかな~!」と遠足の前日みたいにワクワクしていました。だから寂しいから連絡をする、会いたいという人のことが理解できません…。

びっくりしたのは自分のことをお喋りだと思っていましたが、喋らなくても平気だと気付いたことです。さらに用事以外であまり連絡をしないからか、誰からも連絡が来なくても気にならないということ。来たらすごく嬉しいですが、「こんなご時世だから元気でいてくれてよかった」ともはやおばあちゃんみたいな感覚になっています。

今まで人間関係で悩むことが多かったので、むしろ1人の方がストレスがかからなくていいかも、なんてことを考えては、どこか人間として大事な感情が抜け落ちているのではないかと心配になったりもしました。

さらにコロナ禍ということもあり、里帰り出産のために帰ってきたものの「会わないのも愛だよね」と考えて、帰ってきたことすら連絡してなかったり。

なんか…これを書いていて、私大丈夫かなって思ってきましたが、”大事にしてくれる人がいるっていう安心感があるから、1人でも平気なんだ”ということに気付けました。本当に1人ぼっちだと寂しいし心細いですよね。普段は頻繁に連絡を取っていなくても、「元気かな?」「会いたいな」と思える相手がいるってやっぱり幸せなことですし。

銀行での出来事で、早く大事な人たちと笑い合える日がきたらいいなと強く思いました。出かけたり、ご飯を食べたり、集まったり。そういう日が訪れたら、きっと今まで以上に大事な人を大事にする人が増えるだろうなぁ。だからこそ感染しない・させないを徹底しなければ。

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