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小さなストレスって侮れない

ここ1年ほどずっとイライラしていたことがありました。

そう、しゃもじに対して。

ずっと気になっていた地元の器屋さんで買ったもので、なぜ器ではなくしゃもじ(だけ)を買ったかというと、とにかくプレゼンがうまかったから。

ごはんが付かない、美味しくなる、1度買った人はプレゼント用にまた買いに来てくれるなどなど、しゃもじにここまで熱量を上げれる人がいるんだ…とただただ驚いたのですが、「使ったら感動する」という言葉に「買います!」となったのです。

しゃもじとしては破格?の2,000円ほどの価格で、ちょっとドキドキしたのを覚えています。

ちなみに器屋さんは地元では有名で、店員さん(ご夫婦)のお人柄は聞いていたとおり、とても素敵でした。

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さて、そんな思い入れのあるしゃもじ。いきなり使っちゃうのもなんだかもったいない気がして、結婚してからの楽しみにしていました。

だから、満を持して使える時は嬉しくて嬉しくて!

ただ、この気持ちはすぐに沈んでしまったのですが…

聞いていたのと全然違う!!

ごはんがめっちゃ付くんです。付かずに使えたことがないくらい。

もしかしたらしゃもじを使うことで美味しさが増すのかもしれませんが、毎回食べるまでにイライラして全然わからず…

ましてや、感動なんて一切味わえず。

それでも1年ほど使ったのは、もしかしたら自分の使い方が悪いだけで、本当は感動するくらい素晴らしいものなのかも…という気持ちが拭えなかったからです。

あっ、あと高かったから。

ですが、先日ニトリに行った時、たまたま見つけて買ってしまったしゃもじ(ケース付きで200円弱)を使ったら、「前の手放そっ」となりました。

ごはんが付かないって、こんなにストレスフリーだったんですね…

パッケージに「ごはんが付かない」と書いていたけど本当でした。素晴らしい。さすが「お、ねだん以上。」ですね。

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我慢できないほどのストレスだとどうにかしようとしますが、こういう小さいことって「まっ、いいか」と我慢したり、ほったらかしにしがちに。

こういったことが大きなストレスにつながり、見逃せないことになってしまうので、定期的に見直して「整える/調える」って大事。

この夏は家中を片付けようと、整理整頓の本まで買っちゃいました。

しゃもじのストレスから解放され、ベランダにも着手したので、次はどこを片付けようかな。

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