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日記を始めた理由

誰かとの会話やエッセイを読むたびに思うこと。「なんでそんなに過去のことを覚えてるん?」子供の頃の話を詳細にしてくれたり、過去の話をまるで昨日の出来事のように教えてくれる人に出会うたび、自分の記憶力の悪さに愕然とします。エッセイもそう。多少話を作っている部分もあるかもしれませんが、それでもよく何年も何十年も前のことを思い出して書けるなといつも感心しています。

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私は本当に覚えてなくて…人に言われて「そういえばそんなこともあったような」というレベルで、それ以上話を広げることができません。そのくせ嫌だったことや根に持っていることは決して忘れず、時々思い出しては1人で怒ったり愚痴ったりしています。うわ~嫌な性格…。

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忘れたからといって日常生活でそんなに困ることもないのですが、覚えておきたいことを大事にしたいと思うようになりました。嬉しかったことや、忘れたくないこと、感動したことなど今では簡単にそのシーンを写真に収めることもできますが、自分の言葉で残したいなと。

前から何度か日記を書きたいと思ったことはあるのですが、
①続けられるのか
②誰かに見られたらどうしよう
と”日記あるある”が頭に浮かび、なかなか着手できませんでした。さらに実際、日記を親や兄弟に読まれたという話を聞いたことがあり、「やめとこ」となっていたのです。

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ですが好奇心が勝り、昨年の12月頃から書き始めました。続けられるか不安だったので、手帳のウィークリーのところに2~3行。その日あった嬉しかったことや感動したことなどポジティブな内容だけ。なにかで読んで「なるほど!」と思ったのですが、ポジティブな内容だと仮に人に見られてもダメージが少ないそうです。確かに悪口や愚痴をいっぱい書いていて読まれたら、読んだ人のことを書いてなかったとしても、お互いすごく気まずい思いをしますよね(読んだ方が悪いとは思うけど)。それに書く時も読み返した時もポジティブな内容の方が楽しいので、当分はこのまま続けるつもりです。この1年続けられたら、前から憧れていた『高橋手帳』の3年か5年卓上日誌を使ってみたい!まずは今年、日記を書き始めた理由でもある”過去の出来事を詳細に覚えている人”になろう。

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