エッセイブログ

映画、一人で見る派?誰かと見る派?

こんにちは、ライターの小澤まみです。


今年から自分の好きなことを、いっぱい自分にさせてあげようと思っているので、さっそく。前から気になっていた映画、『すずめの戸締まり』を見てきました。

実は一人で映画を見るのは初めて。「見終わったあと、誰かと感想を言い合いたい!」という”誰かと見る”派だからです。

自分とは違う視点や感想が聞けて新鮮だったり、疑問に思ったシーンについて教えてもらえたり、自分とは全然違う捉え方がおもしろかったり。自分には無い新しい視点に、自分の視野が広がる気がして。

ただ、一人で見に行くと、見終わってからもずっと映画の余韻に浸れると気付きました。映画の世界に入り込んだままフワフワしていて、不思議な感覚。

誰かと一緒の場合は「どこ行くー?」「何食べる?」の会話とかで、すぐに日常に戻れるので、怖い映画の場合は誰かと見たいけど。

一人映画の何が良かったって、誰にも気兼ねなく泣けたことです。感動しぃで涙もろいので、映画中ぽろぽろと涙が出ることが多くて。そのたびに一緒に行った人に、「まみが泣きすぎるから、おもしろくて集中できなかった!」と言われるんです。確かに泣きすぎてるかも。それは否めない。でも失礼な!

『すずめの戸締まり』は地震という攻めたテーマを題材にしていることもあり、緊急地震速報を受信した時の警報音は毎回ドキッとして、胸が締め付けられそうでした。

でも、さすが新海誠監督。映像がきれいで引き込まれます。ラスト、子どもの頃のすずめとの会話は、涙が止まらなかったです。一人だったので、思う存分泣けました。

地震の描写や警報音は怖かったけど、新海誠監督の作品の中で1番好き(と言っても『君の名は。』と『天気の子』しか見たことがありませんが)。わからないところもあったので、また見に行こうかな。

感想の共有はネットでもできるし、「映画は一人で」が新しい自分の文化になりそう。

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