国の名勝にも指定されている『無鄰菴』。写真で見たら素敵だけど実際は…ということが多々ありますが、是非期待して行ってみてください!
『無鄰菴』
大正の元老・山縣有朋が京都に造営した別荘で、国の名勝に指定されています。作庭は小川治兵衛ですが山縣が指示を出し、東山を主山とした芝生(今は50種類の苔も)に琵琶湖疏水の水を引いていて、滝まである欲張りな庭。ずっと見ていても飽きません。私が行った時は春先だったため少し寂しい雰囲気でしたが、これはこれで趣がありました。
あまりにも気に入り、母屋でお抹茶までいただいて、ゆっくり芝生と東山の一体感のある景色を眺めました。
「無鄰菴会議」が開かれた洋館
このお庭には不似合いな洋館は、なんと日露開戦直前の国外交方針を決める「無鄰菴会議」が開かれた場所。この洋館の部屋に山縣有朋はもちろん伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎が集ったなんて。なんだかとても緊張してしまいました。
京都の好きな場所はたくさんありますが、その中でも上位にくるくらいよかったです。
詳細情報
住所:京都市左京区南禅寺草川町31番地
時間:4月~9月 9:00~18:00
10月~3月 9:00~17:00
料金:600円
※事前予約制
HP:https://murin-an.jp/
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