あまり知られていませんが『鷺森(さぎのもり)神社』には縁結びの石「八重垣(やえがき)」があり、こちらの石に触れると悪縁を絶ち、良縁が得られるといわれています。ゆったりと紅葉を楽しみながらパワーももらってくださいね。
『鷺森神社』
平安時代に創建された神社で、神の使いである鷺が森に群集していたことが名前の由来です。鳥居から本殿に続く参道の両脇は楓並木となっているため、紅葉を楽しむこともできました。新緑の青もみじもきれいでしょうね!
最初は比叡山の麓にある赤山明神の付近に祀られていましたが、応仁の乱によって『修学院離宮』の山林中へ。しかし離宮造営のため元禄2年に今の場所に遷宮され、修学院や山端の氏神社として地元の方に愛されています。
良縁が得られる石「八重垣」
素戔嗚尊を主祭神としていて、境内には素戔嗚尊が詠んだと言われる和歌にちなんだ「八重垣」と呼ばれる石があります。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
こちらの石に触れると悪縁を絶ち、思う人との良縁が得られたり、夫婦和合や家内安全が授かると言われています。あまり人に知られていないパワースポットのため、ゆっくり落ち着いて良縁祈願してくださいね。
付近の情報
『鷺森神社』の付近には少し歩かなければいけませんが『圓光寺』や『曼殊院門跡』があるため、ハイキングにおすすめです。また、毎年5月5日の「さんよれ祭」では『赤山禅院』→氏子町→『鷺森神社』を巡行するので、こちらのコースを歩かれるのも楽しいかもしれません。
詳細情報
住所:左京区修学院宮ノ脇町16
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