人気の嵐山・嵯峨野エリアですが穴場ということもあり、比較的ゆっくりと見れるお寺です。住宅街にあるため静寂に包まれていて、日常の喧騒から離れるのに最適な場所です。
『鹿王院(ろくおういん)』
『鹿王院』は臨済宗系の単立寺院で、足利義満が延命を祈願して創建しました。総門と客殿には足利義満が書いた額が掲げられています。
人気の嵐山・嵯峨野エリアですが渡月橋や竹林の小径から離れていることもあり、比較的ゆっくりと見れるお寺で穴場スポット。住宅街にあるため静寂に包まれていて、日常の喧騒から離れるのに最適な場所です。
参道が見どころの1つ
楽しみにしていた参道は冬の時期少し寂しい印象ですが、新緑や紅葉の季節はとても美しいトンネルをくぐることができます。最盛期はきっと足を止めてしまうでしょうね!
嵐山が借景の庭園
また、京都市の名勝に指定されている庭園も見どころの1つ。日本最初の平庭式の枯山水庭園と言われています。嵐山を借景としていて見事な庭園でした。
手前は舎利殿で中に入ることができます。閉まっていますが自由に入ることができるので、絶対に入ってくださいね。参道や庭園を楽しみにしていた私でさえ、こちらが1番印象に残っています。
あの〇〇とそっくりな外観!舎利殿
わかりにくいのですが、こちらの舎利殿はあの有名な舎利殿・金閣寺と外見がそっくりなんです。その理由はどちらも室町幕府3代将軍の足利義満が創建に関わっているからです。見比べてみるのも楽しいですよね。さて、中に入ってみましょう!
舎利殿とはお釈迦様の遺骨を納める建物のことを言います。毎年10月15日には普段は多宝塔に安置されている鎌倉幕府 第3代征夷大将軍の源実朝が宋から招いた「仏牙舎利(釈迦が火葬された際の遺骨)」を開帳しています。
天井には「雲龍図」が描かれていて、壁には「十六羅漢図」の掛け軸が掛けられています。静かな感動を覚えました。心を落ち着かせたい時に行きたくなるお寺です。
詳細情報
住所:京都府京都市右京区嵯峨北堀町24
時間:9:00~17:00
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