エッセイブログ

遠距離恋愛と自分に集中することについて

私は元々知り合いだった彼と遠距離恋愛を経て、付き合ったちょうど1年後に結婚しました。
実は付き合う前の年、スーツケースを新調しました。特に旅行の予定もなかったのですが、「これで色々な場所に行きたいな~」と思って。そしたら思いがけず旅行の予定が入ったり、出張に行かせてもらえたりして購入してすぐに役に立ってくれました。なんて優れもの!

今まではあまり泊まりの旅行が好きではなかったのですが、旅行の楽しさに目覚めて次はどこに行こうかと考えていた矢先、遠距離恋愛がスタートしました。結婚前提とはいえ最初から遠距離恋愛でしたが特に不安もなく、いっぱい旅行できる!ってポジティブに捉えたのを覚えています。ただ、ちょうどその時期にバーチャル駅長の活動がスタートしたので、「結婚は終わるまで待って!」と言って自ずと入籍日が決まりました。

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遠距離恋愛についてネットで調べたら、「辛い」「会えない」「寂しい」など結構ネガティブなワードも一緒に出てきます。距離にもよりますがお金も時間もかかるし、お互いの予定を合わせたり、その前後の自分の予定を調整したりなど確かに大変な面もありましたが、私は特に不安もなく1年を過ごせました。

なぜ不安等がなかったかというと、相手がどうこうよりもまず、私自身が全然寂しがり屋でないからだと思います。今までそんなに寂しいと思ったことがなく、むしろ1人も大好きなので”寂しいから”を理由に行動したことがありません。。約束をしていて会えなくなったとしても「えっ!なにしよう、どこいこう!」とすぐに気持ちを切り替えていたし、それで悲しんだり怒ったりも全然。なんだか自分が冷めた人間のような気がしてきた…これは性格なのですべての人に「寂しがり屋じゃなくなったら楽やで!」とおすすめできませんが、もう1つ誰でもできることがあります。

【見習い日記】でもご紹介しましたが、自分に集中することです。これは恋愛に限らず絶対にやった方がいいし、私はこの教えのおかげで人生が変わりました。

前述したようにバーチャル駅長の活動で毎日のように出かけたりブログを書いたりしていたし、仕事や実家暮らしとはいえ家事などすることがたくさんあったので、本当に忙しく、でも楽しく毎日を過ごしていました。さらに毎月過ごす彼との時間だけでなく、会えない時も毎日のように電話していたし、定期的に手紙を送ったりと遠距離恋愛も楽しんでいました。家族や友人との時間、旅行や趣味など今思えばよくすべてをこなせたな…。こうやって振り返ってみると結構いっぱいいっぱいの日々で、そりゃあ、不安になったり悩む暇もないなって改めて思います。

遠距離恋愛。せっかくするなら彼との時間も自分の時間もめいっぱい楽しんでほしい。「会えなくて辛い…」と思いながら次に会える日を待つよりも、”会えても会えなくても楽しめる自分”でいる方が同じ時間を過ごすならいいんじゃないかな。私はがむしゃらだった1年でしたが、「こういうことがしたいな~」と思っていたことを3つ手に入れることができました。大丈夫、遠距離恋愛に限らずすべてのことは自分次第で楽しめます!

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