10円硬貨や1万円札の図柄に採用されているため馴染みのある『平等院』。数年後には新紙幣が発行されるので、それまでに1度行ってみませんか?
『平等院』
世界遺産『平等院』は1052年に藤原頼通が創建した寺院です。元は父・道長の別荘でした。
鳳凰堂
阿宇池の中島に建つ鳳凰堂(阿弥陀堂)は10円硬貨、金銅鳳凰は1万円札の図柄に採用されていることで有名ですよね。鳳凰堂の名前は、写真のように正面から見た姿が鳥が翼を広げたように見えることや1万円札の図柄となった屋根の上の1対の鳳凰が由来となっています。
鳳凰堂内部の拝観は拝観料とは別で300円必要ですが、職員の説明付きで国宝をすぐ間近に見られます。
入ってすぐに目がいくのはやはり平安時代の大仏師・定朝(じょうちょう)作の阿弥陀如来坐像。同じ頃の作と言われている阿弥陀如来坐像を囲む52体の雲中供養菩(うんちゅうくよう)薩像は舞を舞ったり、楽器を演奏している姿がとても優美。本当に極楽浄土に行けそうです。
国の名勝や史跡に指定されている庭園は、平安時代の貴族たちが求めた極楽浄土の光景を再現しています。だからかとても居心地がいいです。
ミュージアム鳳凰館
国宝や重要文化財が展示されているだけでなく、ミュージアムショップではお土産を購入すると帰ってからも極楽気分を味わうことができます。楽しみが続いていいですよね。
詳細情報
住所:京都府宇治市宇治蓮華116
HP:https://www.byodoin.or.jp/
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