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【静岡/Bakery & Table 東府や】足湯も、おいしいも、景色も欲張れるカフェ

こんにちは、ライターの小澤まみです。


吉奈川のほとりに佇む、3.6万坪の敷地を持つ老舗高級旅館『東府や(とうふや)Resort & Spa-Izu』。伊豆最古の温泉の足湯カフェが併設されていて、足湯に浸かりながら、ホテルメイドのパンやコーヒー、スイーツがいただけます。雄大な自然の中、鳥のさえずりや風の音をBGMに食べるパンは、一段とおいしい!

『東府や(とうふや)Resort & Spa-Izu』で過ごす、それぞれの時間

沼津ICから車で約45分。江戸時代から続く老舗高級旅館『東府や(とうふや)Resort & Spa-Izu』は、2010年にリフォームして、和モダンなリゾートに生まれ変わりました。吉奈川のほとりには、3.6万坪の敷地が広がり、客室、温泉、食事処、スパ、ベーカリー、屋外ステージ、資料館などが点在しています。それぞれの場所で、思い思いの時間を過ごすことができるのも『東府や』の魅力です。



和室、和洋室、洋室、ベッドまたは布団と選べる、和モダンな客室。赤ちゃん連れや足が不自由な方など、希望に合わせて、さまざまな部屋を用意してくれます。吉奈川沿いにお風呂が付いた部屋もあり、こちらのお風呂も温泉を使用しています。部屋にいながら、温泉に浸かれるなんて…!好きな時間に好きなだけ入れるので、温泉好きにはたまらないですね。



奈良時代に行基が発見したと伝えられている名湯、吉奈温泉。伊豆最古の温泉です。徳川家康の側室、お万の方が、子宝祈願で入湯し、2児を授かったことから「子宝の湯」とも呼ばれています。

ベーカリーは「Bakery & Table 東府や 足湯カフェ」と「Bakery & Table 東府や 豆乳工房カフェテラス」の2ヵ所。どちらも宿泊しなくても利用できます。今回は足湯カフェをご紹介します。

まるでスパみたいな足湯

「Bakery & Table 東府や 足湯カフェ」では、歴史ある吉奈温泉を足湯で堪能できます。

席を取ってからパンを買いに行っても、パンを買ってから席を取っても、どちらでもOK。ただ、足湯や座りたい席がある場合は、先に席を取ってからの方がいいかと。

プール(観賞用)の前にあるテラス席。このテラス席の足元が足湯になっています。そんなに席数が多くないため、満席の場合は並ばなくてはいけません。が、15分を目安に交代するよう注意書きがあるため、そんなに待たずに座れました。きっちり15分というわけではないので、「15分経つのにまだ食べ終わってない!わーん」ということにはならないので、ご安心を。そういう緩やかさも、またいいんです。

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眼前のキラキラと美しい水盤は、吉奈の山々から流れ出る山水をたたえています。BGMは鳥のさえずりと風の音。雄大な美しい山々は、季節ごとにいろいろな表情を見せてくれます。テラス席のすぐ後ろには藤棚があるため、4月下旬~5月下旬まで、藤が淡い紫色で彩ってくれるでしょう。う~ん、見てみたい!



外が寒くても、足元が温かければ、そこまで寒さを感じません。出たあともずっとポカポカでした。お湯自体はそこまで熱くないので、夏でも気持ち良く入れると思います。足湯用のタオルも用意されているので、ふらりと行って入ることもできますね。

わかりづらい写真ですみません…

老舗高級旅館の併設カフェということもあり、パンには定評が。特に米粉を使ったカレーパンが有名です。表面はカリッカリ!中にはたっぷりとカレーが詰められています。カレーはスパイスが効いているものの、お肉と玉ねぎが甘くて、お子さんにも喜ばれそう。丸々1個入っているゆで卵は、テンションが上がます!食べ応えがあり、カレーパン1個でお腹いっぱいに。

足湯テラス以外にも、ソファ席やテーブル席も。愛犬と座れる席もあるので、一緒に楽しめます。どの席も自然の中にあり、深呼吸したくなる気持ち良さ。おいしいも、景色も欲張れるカフェでした。

詳細情報

『Bakery & Table 東府や』足湯カフェ
住所:静岡県伊豆市吉奈98(東府やResort&Spa-Izu内)
営業時間:10:00~17:00(日・祝 9:30~)
定休日:第2、4 木曜(3、5、8、11 月は無休)
HP:ベーカリー&テーブル 東府や|Bakery&Table(ベーカリー&テーブル) (bthjapan.com)
※事前に公式サイトでの確認をお願いします。

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