いつも元気をもらえる宝塚歌劇。
どの組も大好きで観劇しているので、#阪急沿線宝塚歌劇を忘備録も兼ねて書いていきます。
私は原作もドラマも見ていませんでしたが、浅田次郎の「壬生義士伝」を雪組で舞台化。
内容も知らずに観劇しましたが、ポスターを見て悲しい話だろうなと思っていました。
本当に悲しかったです…
ラストは涙が止まらずずっと泣きっぱなしで、周りの方たちからも鳴き声が聞こえてきたほど。
これから観劇される方は化粧薄め、ハンカチ必須でご観劇ください。
タイトルから伝わるように新選組の話ですが、これまでと全く異なる視点から描かれる新選組と紹介されていたように、望海風斗さん演じる吉村貫一郎が主役です。
吉村貫一郎とは南部藩の下級武士。
貧困で苦しむ家族を救うために脱藩して、北辰一刀流免許皆伝の腕前を活かして新選組隊士になります。
盛岡に残る妻・しづや家族へ仕送りするために人を切り続けたり、お金に欲深くて守銭奴と茶化される姿に胸が痛くなりました。
なぜなら、残された家族は貫一郎が脱藩したことで村八分にあい、仕送りしてもらったお金を奪われたりしていたからです。
それでも家族は貫一郎を信じ、帰りを待っています。
とある出来事で運命が変わってしまいますが、貫一郎の人柄や強さ、方言に観劇しているこちらも魅了されました。
今まで観劇した宝塚歌劇の中でも上位にくるほど良かったです。
原作も読んでみようと思います。
泣き疲れたままレビューの「ダイナミック・ショー」がスタート。
「音楽」をテーマにジャズやロックなどをダイナミックに届けてくれました。
ダンスは圧巻!
雪組の表現力に観客席も楽しい雰囲気に包まれました。
最初はぼーっとした頭で聞いていましたが、きれいな歌声やダンス、衣装に気付けば手拍子をするくらいにまで復活。
「音楽」いや宝塚歌劇の力を身にしみて実感しました。
何を隠そう私、宝塚歌劇で1番楽しみにしているのが男役の方の黒燕尾のダンスなんです。
もう本当にかっこいい!
これを見れるだけで大満足です。
感情の振り幅が大きくて疲れましたが、最高の時間を過ごさせていただきました。
<雪組>
壬生義士伝
期間:2019.5.31~2019.7.8
HP:https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2019/mibugishiden/index.html
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