せっかくバーチャル駅長に選んでいただけたので、まだ降りたことがない駅や行ってみたかった場所に行ったり、お気に入りのお店などをご紹介していけたらと思っています。
もちろん、まちあるき手帖を相棒に。
自分の好奇心がぎゅっと詰まった#阪急電車まちあるき手帖になりますように。
阪急電車の車内ポスターで知った神泉苑は、二条城の南にあるお寺です。
「二条城の近くにお庭が!」みたいなことが書いてあり(だいぶ前なのでうろ覚え…)、気になっていたので近くに用事があったついでについてきてもらいました。
神泉苑は元々、平安京大内裏に接して造園された天皇のための庭園で、お花見発祥の地だそうです。
お花見だけでなく四季折々の行事が催されていて、私たちが訪れて紅葉を楽しんだように、かつての天皇や公家たちも楽しんだかと思うと感慨深くなりました。
神泉苑の大部分を占める池には、空海が呼び寄せた雨乞いの龍王・善女龍王(ぜんにょりゅうおう)が棲みついていて、どんなに日照りが続いても枯れることがありません。
そして、その池にかかっている「法成橋」では願い事を唱えながら渡ると1つだけ叶えてくれるそうです。
ちなみに源義経と日本一の白拍子・静御前が初めて出会った場所で、恋愛成就の効果があると言われています。
私たちは忘れて渡ってしまい、帰りに渡ろうと話していたのに北門から出てしまい、このブログを書くまでまたすっかり忘れてしまっていました…
また、日本で唯一の恵方社があり、大晦日の夜にご住職が新年の恵方へと向きを変えられるので、毎年恵方社の向きが異なります。
恵方といえば恵方巻きが真っ先に頭に浮かびましたが、毎年その年の恵方に向かってお参りできるっていいなぁ。
より効果がありそう。
見どころ満載の京都最古の庭園で、遠く平安時代の雅な世界に思いを馳せてみませんか?
<神泉苑>
住所:京都市中京区御池通神泉苑町東入る門前町167
庭園拝観時間:8:00~20:00
アクセス:阪急京都線「大宮駅」より徒歩10分
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