ずっと見ていたいほど、好きな顔の女優さん。
本当に可愛くてきれいで、特にコーヒーのCMに毎回癒されています。
昨年読んだLiLyがすごく良かったので、癒しを求めてこちらも読んでみました。
優しい文章に背伸びをしていない素の彼女が散りばめられていて、温かい気持ちになれます。
日常を丁寧に過ごしながらも楽しんでいる様子が伝わってきて、テレビのイメージのまんまだなと思わずにやけてしまいました。
きっちりしているけど、きっちりしすぎていない。
しっかりしているけど、天然。
ほんわかしているけど、凛としている。
顔の可愛さはもちろんのこと、こういった性格の二面性もすごく魅力的で好きなところです。
セコムやJAFの話に笑わせてもらい、ラブラドールレトリバーの花の話に笑わせてもらい、チンチラのびびでは涙が止まらず…
ところどころ毒も吐いていて、部屋が汚い(というより物が溢れている)という意外性や失敗談が淡々とした言葉で綴られていて、益々好きになりました。
1番印象に残っているセリフは
きづくこと
世の中の悩みごとの多くは、思考の転換、つまり何かに、気づくことによって解決する、といったらいいすぎでしょうか?
ストレスは気付かないというので、気付けただけでも「じゃあ、どうしよう?」と視点を変えることができます。
だから、彼女が書いていたように気付けただけでほとんどが解決するのだと思います。
ささやかな日常という紹介でしたが、私にとってはどれも素敵で”大人の女性”の小説を読んでいるみたいでした。
そう、精神年齢が高いのです。
この本を書いた時の彼女の年齢(31歳)と私の年齢は近いのですが、あまりの自分の未熟さに恥ずかしくなりました。
元々読書好きですが、今年は特に心の栄養になるような本をいっぱい読みたいと思っています。
彼女みたいに素敵な女性に近付けますように。
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