源融愛用の塩釜を掘り当てたことから源融の邸宅だと言われていて、本当のところはどうかわかりませんが「源氏物語」と関わりがあると思った方が雅な気分になれますよね!
『渉成園』
『渉成園』は東本願寺の飛地境内地(別邸)で、三代将軍 徳川家光から寄進された土地です。枳殻(からたち)が植えられていたことから枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています。庭園は「池泉回遊式庭園」です。詩仙堂を開いた石川丈山(じょうざん)の作庭と言われていて、詩仙堂が好きな私はどうりで落ち着くし好きなわけだと納得。
『渉成園』は東本願寺の飛地境内地(別邸)で、三代将軍 徳川家光から寄進された土地です。枳殻(からたち)が植えられていたことから枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています。庭園は「池泉回遊式庭園」です。詩仙堂を開いた石川丈山(じょうざん)の作庭と言われていて、詩仙堂が好きな私はどうりで落ち着くし好きなわけだと納得。
珍しい建物も多く、特に「傍花閣(ぼうかかく)」は名前の通り傍らの桜を見ることができる建物ですが、初めて見る楼門作り。左右の側面に山廊と呼ばれる階段の入口があり、階上には四畳半のお部屋があるそうです。私はなんだか不思議で、その存在感を放つ建物が気になって仕方ありませんでした。
「源氏物語」との関係
実は光源氏のモデルとされていた源融(みなもとのとおる)の邸宅だと言われています。源融愛用の塩釜を掘り当てたことが理由ですが、近年の研究では否定的な意見が強くなっているそうです。本当のところはどうかわかりませんが、「源氏物語」と関わりがあると思った方が雅な気分になれます…!
穴場スポット
「源氏物語」も気になるところですが、私の目的はこちら。京都タワーを借景としていて庭越しに見ることができるのです。さらに角度や場所によっては、鏡みたいに池に映ってまさに穴場スポット。私が撮った写真はちゃんと撮れていなかったので割愛…
京都駅周辺を案内することになったら、絶対候補に入れる『渉成園』。連れて行ってあげたらきっと喜んでもらえると思います。
詳細情報
住所:京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
時間:3月~10月 9時~17時(受付は16時30分まで)
11月~2月 9時~16時(受付は15時30分まで)
協力寄付金:500円以上
※500円以上お納め頂いた方には「渉成園ガイドブック」を贈呈
HP:http://higashihonganji.or.jp/worship/shoseien/
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