数10種に及ぶ境内の桜が有名で「平野の夜桜」として親しまれている『平野神社』。その歴史は古く、1,200年以上にわたります。あの源氏や平氏にも氏神として崇められていたとのこと!今回は桜以外の見どころをご紹介します。
『平野神社』
歴史は古く、1,200年以上前の平城京時代に遡ります。平城京に祀られていたものを平安遷都の時に現在の場所に遷したといわれています。また、朝廷から特別な崇敬を受けた神社「二十二社」のうちの「上七社」として別格とみなされた神社です。さらに源氏や平氏にも氏神として崇められていたとのこと。
注目すべきはその本殿。「平野造」と呼ばれていて、春日造を横に並べて相の間(本殿と拝殿との間にある部屋)で連結した独自のものです。ちなみに春日造とは名前の由来にもなっている奈良の春日大社に代表されるもので、切妻(きりつま)造、妻入りですが正面に向拝と呼ばれる庇部分があります。
数10種に及ぶ桜が植えられているので春はさらにきれいな景色を見せてくれると思いますが、ゆっくりのんびりされたい方はあえて違う季節に行かれることをおすすめします!
「すえひろがね」
「すえひろがね」とは70%が鉄分でできている餅鉄(べいてつ)という石のことです。日本最大の餅鉄で、強い磁力を帯びています。邪気を吸い取ってくれるとも言われている、まさにパワースポット!
詳細情報
住所:京都府京都市北区平野宮本町1
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