こんにちは、ライターの小澤まみです。
お茶+chocolate=「茶Colate(ちゃコラーテ)」。か、かわいい…!きゅんとくるネーミングですよね!クッキーにショコラがサンドされていて、サクッ、ザクザク、両方の食感を味わえます。日本茶のふるさと宇治の、名店スイーツを召し上がれ。
茶業一筋『中村藤吉本店』
宇治と言えば、日本を代表する茶所の1つ。屋号にもなっている創業者の中村藤吉は、その宇治の地で、安政元年に茶商を創業しました。茶業一筋。今も変わらず、それぞれの茶葉が持つ、本来のおいしさを提供し続けています。
店舗は宇治に2ヶ所。本店はJR奈良線「宇治駅」から徒歩1分。京阪「宇治駅」からは、徒歩10分。
平等院店は、JR奈良線「宇治駅」から徒歩10分。京阪「宇治駅」から徒歩5分の場所にあります。こちらは駐車場がないので、車で行かれる場合はご注意ください。
2009年には「宇治の文化的景観」が「重要文化的景観」に選定されました。
文化的景観とは、人々の生活や生業または、自然風土の中で、長年かけてかたち作られてきた風景をいいます。
『中村藤吉本店』HPより
「文化的景観(Cultural Landscape)」は、すでにユネスコの世界遺産条約に導入されている世界的な価値基準です。
日本においても2004年の文化財保護法の改正にともない、新たな文化財の種類に位置づけられ、特に重要な景観地を「重要文化的景観」として文部科学大臣が選定する制度が整えられました。いわば風土の重要文化財です。
本店は、明治期の茶商屋敷の代表的な建物群として。平等院店(旧菊屋萬碧桜)は、江戸時代からの宇治を代表する料亭旅館、菊屋の遺存建物として。それぞれ「重要文化的景観」に選定されました。
クッキー?チョコレート?「茶茶Colate(ちゃコラーテ)」とは?
とうとうと流れる川は、お茶の栽培に適した湿度を、宇治の土地に与えてくれました。この土地で生まれたお茶は、門外不出の「中村茶」を始め、時を超え、広く長く愛され続けています。
創業以来、それぞれのお茶の「らしさ」を追い求めてきた『中村藤吉本店』。それは、お菓子作りにも活かされています。「お茶」と「chocolate」を合わせた、チョコサンドクッキー「茶Colate(ちゃコラーテ)」もそう。かわいい名前に、きゅんときちゃいますね!味は抹茶とほうじ茶の2種類。
抹茶味はクッキーと、サンドされたショコラにも抹茶が使われていて、ほろ苦さが癖になります。厚みのあるサクッとしたクッキー。濃厚な抹茶ショコラは、ザクザク食感。一緒に食べることで、食感と風味が絶妙なハーモニーを奏でてくれます。
色がなんとも言えないですね。きれい。
ぱっと見はココア味に見えますが、ちゃんとほうじ茶味です。香りも、味も、ほうじ茶そのもの。苦みや渋みがほとんどなく、あっさりしているため、どなたでも食べやすいと思います。独特の香ばしさがまた良くて!
宇治の名店が手掛けたスイーツ。大人の粋なプレゼントにどうぞ。
詳細情報
『中村藤吉本店』宇治本店
住所:京都府宇治市宇治壱番十番地
営業時間:銘茶売場 10:00-17:00
カフェ 10:00-17:00(LO16:30)
定休日:なし
HP:HP:https://www.tokichi.jp/
※事前に公式サイトでの確認をお願いします。
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