昨年からハマっている角野栄子。
今回はおもてなし好きのハナノ ハナさんというおばあさんのお話です。
ハナさんは旦那さんが亡くなって息子さんが結婚して遠くへ引っ越してしまったので、今までよりも小さな家に引っ越すことにしました。
見つけたのは森と町の境にある家。
森の方にも町の方にも玄関があり、どちらからでも人が来れるおもてなし好きにはたまらない家です。
可愛くて居心地のいいお部屋にして、ハナさんはお客さんが来るのを楽しみに待つことに。
本当に可愛い!
やっと来てくれたのは山ばあさんやおばけにねずみ、雪だるまやまっくろくろなど不思議なお客さんたち。
そのたびにハプニングが起こるのですがお茶とケーキやクッキー、ホットケーキなどできちんとおもてなしをするハナさんがとても素敵。
特に雪だるまのお話が良かったです。
せっかく家に来てくれたのですが、暖房でどんどん溶けてしまいます。
諦めて家を出ようとした雪だるまにハナさんは服を着こんで一緒に外へ行き、朝まで楽しくお話するのです。
優しさで溢れています。
ハナさんの影響を受けた山ばあさんの買い物や手紙にもほっこりします。
自分のことを「おもてなしやさん」というハナさんがチャーミングで、こんなおばあさんになりたいの代表です。
どんなお客さんも驚きながらも優しく受け入れて、相手だけでなく自分もしっかり楽しむ姿を見習いたい。
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