いつも元気をもらえる宝塚歌劇。
どの組も大好きで観劇しているので、#阪急沿線宝塚歌劇を忘備録も兼ねて書いていきます。
お世話になってる阪急トラピックスのイメージキャラクター・芹香斗亜さんがいらっしゃる宙組公演を観劇してきました。
慶長18年、スペインのイスパニアへ仙台藩が『慶長遣欧使節団』として派遣した実話を元に作られた作品です。
派遣はスペイン国王・フェリペ3世と交渉することが目的でしたが膠着状態に。
無為な日々を過ごすことになってしまった伊達政宗の家臣で、夢想願流剣術の名手である蒲田治道(真風涼帆さん)は、ある時奴隷として農場に売られたけれど脱走してきた日本人の少女たちを助けました。
宿屋で匿ってもらうことにしましたが、この宿屋を営むカタリナ(星風まどかさん)と出会うことで運命が変わります。
少女たちを奴隷にしようとしたのは大農場主のドン・フェルディナンド(英真なおきさん)なのですが、久しぶりにすごく嫌な悪役を見た気がします…!
カタリナに邪な欲望を抱き、嫌がらせばかりする姿が憎らしくて腹が立って仕方なかったです。
ですが、こんなに嫌だと思わせられる演技ができるってすごい!
1番印象に残っています。
キーパーソンのスペインの剣士・アレハンドロを演じた芹香斗亜さんは、ミステリアスでクールですごくかっこよかったです。
友情を大切にしたり、蒲田やカタリナ、少女たちを救ったりと最初のイメージとまた違ったアレハンドロを見れてますます好きになりました。
ラスト、日本に帰らなくてはいけない蒲田とカタリナはどうなるのか、少女たちは?
ここでもアレハンドロが活躍します。
真風涼帆さんの着物とスペインの衣装の両方を見られたのが個人的に嬉しかったです。
特にスペインの衣装は見事な刺繍が施されていて、オペラグラスでずっと見続けていました。
本当に美しかったです。
遠い異国の地に残る侍伝説。
文化も何もかも異なる中で生まれる友情や恋愛に、今年最後の観劇もたくさんキュンキュンさせてもらいました。
ショーの「アクアヴィーテ」はウィスキーがテーマ!
グラスを事前に購入したら、席にもよりますがお楽しみがあります。
こういう客席参加型、もっと増えてほしいです。
琥珀色の衣装で大人な雰囲気が漂っていて、ウィスキーだけに酔いしれました。
そういうこともあり、観劇後、飲みに行っちゃいました…!
<宙組>
イスパニアのサムライ
期間:2019.11.15~2019.12.15
HP:https://kageki.hankyu.co.jp/
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