阪急沿線を離れて、奈良小旅をしてきました。
こちらも子供の頃以来だと思っていましたが、初めてでした。
人の記憶って曖昧…
スタバから方向が全然違いましたが、思い切って行って良かったです。
長い長い参道を歩かなければいけませんが、自然いっぱいの神聖な空気の中、身が引き締まる感覚になりました。
参道を歩き始めた時からお参りが始まっていると聞いたことがありますが、本当にそのような感じです。
春日大社は奈良時代に創建された神社で、全国に約1,000社ある春日神社の総本社。
藤原氏一族の氏神で藤の花が社紋となっていて、4月末頃〜5月上旬頃まで咲き誇ります。
まさに藤尽くしの神社。
灯籠がたくさんあることでも有名ですが、なんと3,000基もあるそうです。
江戸時代まで神職の詰所とされていた「藤浪之屋」では、「万灯籠」の風景が常時再現されています。
「万灯籠」とは節分の日と8月14、15日に行われる春日大社の一大行事です。
真っ暗なお部屋の中でほのかな灯りを放つ灯籠は、なんとも言えない美しさでした。
何百年も前、藤原氏の貴族たちも歩いた道。
「古都奈良」で藤原氏の歴史を辿りながら参拝するのもなかなか乙ですね。
<春日大社>
住所:奈良市春日野町160
アクセス:近鉄「奈良駅」より徒歩25分
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