<桂離宮>
住所:京都府京都市西京区桂御園
参観開始時間:9:00~1時間ごと
参観休止日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
12月28日~1月4日
参観料:1,000円
アクセス:阪急京都線「桂駅」より徒歩20分
HP:sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsurarikyu.html
※申し込み方法等はHPをご確認ください
せっかくバーチャル駅長に選んでいただけたので、まだ降りたことがない駅や行ってみたかった場所に行ったり、お気に入りのお店などをご紹介していけたらと思っています。
もちろん、まちあるき手帖を相棒に。
自分の好奇心がぎゅっと詰まった#阪急電車まちあるき手帖になりますように。
桂離宮は宮家の別荘として創建された皇室用財産です。
約6万9千㎡ある桂離宮の見学は、ユーモアを交えながらの楽しくてわかりやすい説明付きで1時間ほど。
落ちる方が多いといわれている細い橋を渡ったり飛石を歩くことが多いので、歩きやすい靴とリュックがおすすめです。
遠近法を利用したりしかけが所々に登場したり、それぞれの季節を楽しむための茶室も造られています。
まずは冬を楽しむための茶室「松琴亭(しょうきんてい)」。
桂離宮で最も格の高い本格的な茶室で外観は東、西、北の三方からそれぞれ異なる風情を楽しむことができます。
一の間の床や襖の青と白の市松模様はパッと目を引く斬新なデザイン。
次は春を楽しむ茶室「賞花亭(しょうかてい)」。
苑内で最も高い位置にありますが、時代とともに建てられたビルなどが見えないように工夫されています。
そのため、この1時間ずっと非日常を味わえました。
竹の連子窓(れんじまど)から見る景色は必見です。
夏を楽しむ茶室「笑意軒(しょういけん)」は風通しの良い田舎屋風の茶室で、池から涼しい風を運んできてくれます。
建物の裏は宮内庁が買い取った田園が広がり、開拓による景色を損なわないようにしています。
1番好きだったのは秋を楽しむ茶室「月波楼(げっぱろう)」。
こちらは池辺の高みに建っていて2つの景色を見ることができるので、是非見に行ってください。
古書院では月を鑑賞するために月見台が設けられたりしていて、昔は今よりずっと四季を楽しんでいたのだと思います。
飛行機に乗って四季を味わいに行くのも贅沢ですが、楽しみを待つというのもなかなか粋なことですよね。
コメント