阪急沿線を離れて京都小旅(こたび)をしてきました。
「一文字屋和輔」と比べると歴史は浅いのですが、それでも400年続いている老舗のお茶屋。
向かい合わせで同じくあぶり餅を提供しているだけでもすごいのですが、値段や営業時間、定休日まで一緒って、揉めなかったのかなと勝手に心配しちゃいました…
ただ、味はそれぞれ違うので、食べ比べはもちろん、好みやその時の気分で選べる楽しさがあります。
また、それぞれお座敷や縁側の席があるので、食べ比べの際に座る席を変えたら、さらに全然違う雰囲気を味わうことができました。
今回も1人前を2人でシェア。
味が違うと聞いていましたが本当に違って、「かざりや」の方が甘くて柔らかかったです。
こんなに違うと思わなかったのでびっくりしました。
こちらの竹串も今宮神社に奉納された斎串(いぐし)を用いられているため、病気・厄除けのご利益があります。
食べるだけでご利益があるって嬉しいですよね。
私は「一文字屋和輔」と「かざりや」のどちらも選べないので、次に行った時も両方食べます!
風情ある京町家の店構えできな粉をコロコロ付けていたり、備長炭で餅を炙っていたりしていて、まるで時代劇の世界に飛び込んだみたいでした。
「ほんまに令和?」と思う光景が広がり、なんとも言えない雰囲気を存分に感じられます。
江戸時代から守り継がれた味をこの時代でも食べることができて幸せでした。
< あぶり餅 本家 根元 かざりや >
住所:京都府京都市北区紫野今宮町96
時間:10:00~17:00
定休日:水曜日(※1日、15日、祝日の場合は営業、翌日休業)
アクセス:京都市営バス46系統「今宮神社前」より徒歩3分
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