阪急沿線を離れて京都小旅(こたび)をしてきました。
私は美術館や博物館に行く際、平常展以上にイベントを楽しみに行くことが多いのですが、こちらは平常展だけでも行きたいと思わせてくれる美術館です。
屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園で、季節や時間帯によって作品の見え方が異なり、平常展ですがいつ行っても一緒!というわけではありません。
まさに一期一会。
しかも入場料が100円という驚きの安さなので、何度も行きたくなるのです。
陶板は色の劣化が少ないため、そのメリットを活かしてこのように屋外や水の中に展示されています。
建物のデザインは安藤忠雄。
特徴的なコンクリートの打ちっぱなしがシンプルで、絵画の魅力をより引き立たせてくれます。
作品は全部で8点。
ほぼ原寸大で圧倒されるミケランジェロの「最後の審判」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、ルノアールやゴッホの作品もあり、絵画とは違う魅力を味わえます。
私は特にモネの「睡蓮・朝」が大好き。
水の中に展示されていて上から鑑賞できるので、本当に水の中に睡蓮が咲いているように見えるからです。
さらに光が水に反射して、キラキラと幻想的な演出までしてくれます。
美術館特有の静粛さとはまた違った開放的な雰囲気の中で、世界の名画にふれてみませんか?
<京都府立陶板名画の庭>
住所:京都市左京区下鴨半木町
入園料:100円
時間: 9:00~17:00(入園は16:00まで)
休園日: 12月28日~1月4日
アクセス:京都市営地下鉄「北山駅」よりすぐ
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