阪急沿線を離れて、京都小旅(こたび)をしてきました。
大好きだった朝ドラ「あさが来た」。
主人公のモデルとなった広岡浅子は1849年に小石川三井家の四女として生まれました。
その広岡浅子とゆかりのある旧三井家下鴨別邸は下鴨神社の南にあります。
驚くことに戦後は家庭裁判所の長官宿舎として使われていたそうです。
平成23年に重要文化財に指定されましたが、通常公開されるようになったのは平成28年から。
元々大好きな下鴨神社エリアでしたが、また1つ好きな場所が増えました。
さすが財閥。
苔地が広がる日本庭園には泉川から水を取り入れた滝流れがあり、ひょうたん型の池には渡れませんが石橋が架けられています。
どこを見ても素敵でため息が出ますが、特に庭園から社屋を見るのが景観的なポイントになっているそうです。
うん、確かに!
また社屋から庭園を見るとすりガラスの障子が額みたいになっていて、さらに趣きがあります。
人が少なかったこともありお茶をいただきながらゆっくりしていたら、ボランティアの方が声をかけてくださり説明をしてくれました。
おかげでその後に見た杉戸絵や瓦にも注目して、より見学が楽しいものに。
事前に調べていくとはいえ、やはり専門の方の話は面白くて参考になります。
また、8月8日~27日まで夏の特別公開で「主屋二階」を見学することができます。
さらに美しい庭園を見下ろせると思うので、余すことなく旧三井家下鴨別邸を楽しみたい方はぜひ。
<旧三井家下鴨別邸>
住所:京都府京都市左京区下鴨宮河町58-2
時間:9:00~17:00(受付16:30終了)
定休日:水曜日
12.29~12.31は休館
料金:大人410円、中高生300円、小学生200円
アクセス:京阪電車「出町柳駅」より徒歩12分
阪急電車で来られる場合の乗り換え駅
阪急京都線「河原町駅」
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