阪急沿線を離れて京都小旅(こたび)をしてきました。
こちらに行きたくて今回の京都小旅を計画しました。
雨でだいぶ計画が崩れてしまいましたが、1番の目的は達成できたので良かったです。
嵐山・嵯峨野エリアですが穴場ということもあり、比較的ゆっくりと見れるお寺で、参道も庭園も独り占めすることができました。
雨だった上にあられまで降ってきたことも理由の1つだったとは思いますが…
「鹿王院」は臨済宗系の単立寺院で、足利義満が創立しました。
1枚目の写真の総門と客殿には足利義満が書いた額が掲げられています。
楽しみにしていた参道はこの時期少し寂しい印象ですが、新緑や紅葉の季節はとても美しいトンネルをくぐることができます。
住宅街にあるため静寂に包まれていて、日常の喧騒から離れるのに最適な場所です。
また、京都市の名勝に指定されている庭園も見どころの1つ。
日本最初の平庭式の枯山水庭園と言われています。
嵐山を借景としていて見事な庭園でした。
手前は舎利殿で中に入ることができます。
閉まっていますが自由に入ることができるので、絶対に入ってくださいね。
参道や庭園を楽しみにしていた私でさえ、こちらが1番印象に残っています。
鎌倉幕府 第3代征夷大将軍の源実朝が宋から招いた「仏牙舎利(釈迦が火葬された際の遺骨)」が多宝塔に安置されています。
天井には「雲龍図」が描かれていて、壁には「十六羅漢図」の掛け軸が掛けられているので必見です。
思っていた以上に素敵な場所でした。
次は大好きな新緑の季節に行ってみたいと思います。
<鹿王院>
住所:京都府京都市右京区嵯峨北堀町24
時間:9:00~17:00
アクセス:京福電気鉄道嵐山本線「鹿王院駅」より徒歩4分
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