阪急沿線を離れて京都小旅(こたび)をしてきました。
渉成園から徒歩10分ほどだったため、歩くことに。
新春の名物行事「通し矢」を見るたび三十三間堂に行きたくなり、今年はやっと行ってきました。
三十三間堂は後白河上皇が離宮内に創建した仏堂で正式名称は「蓮華王院本堂(れんげおういんほうどう)」といい、千手観音の別称「蓮華王」に由来します。
テレビで見て知っているつもりでしたが、長い。すごく長い。
それもそのはず、こちらのお堂は120mもあるそうです。
正面の柱間が33もあることから三十三間堂と通称されています。
お堂内部は撮影禁止ですので、しっかりと目に焼き付けてきました。
やはり目を引くのは「千体千手観音立像」。
1000体の観音立像は圧巻で、誰が呼んだか「仏像の森」に思わず納得してしまいました。
これほどぴったりな呼び名はないのではないのではないでしょうか。
面白いと思ったのが、観音像には必ず会いたい人に似た像があると伝えられているそうです。
会いたい人がいらっしゃる方は、是非探してみてください。
お堂の中央に安置されているのが3mほどある「千手観音坐像」です。
こちらの前ではたくさんの方が立ち止まられていて、私たちも優しいお顔に惹き付けられて、しばし見とれてしまいました。
日本最古の風神・雷神も楽しみにしていて、やっと出会えて大満足。
写真でお伝えできないのが残念ですが、息を飲むほど圧倒される時間でした。
<三十三間堂>
住所:京都市東山区三十三間堂廻町657
時間:8時~17時(11月16日~3月は9時~16時)
拝観料:600円
アクセス:JR「京都駅」より徒歩20分
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