私が好奇心を持っているものやことなどを#阪急沿線好奇心日和 で満たしてきました。
清凉寺というとても爽やかな名前なため、行ってみたいと思っていたお寺。
源融(みなもとのとおる)の山荘跡に建立されました。
源融とは源氏物語の主人公・光源氏のモデルとされています。
本尊釈迦如来像があることから「嵯峨釈迦堂」とも呼ばれていて、源融に顔を似せた阿弥陀如来像はエキゾチックなお姿とか。
さらに釈迦如来立像の体内には五色の絹による内臓模型(五臓六腑)があったそうです。
内臓がある仏像を初めて知りました。
1,000年もの昔の人も人体の構造を知っていたなんて。
普段はそのお姿が見られませんが、毎月8日と4、5、10、11月は公開されるそうなので、1度見てみたいです。
そしてもう1つ。
仁王門は嵯峨野の真ん中にあり「嵯峨野の顔」と呼ばれているので、「ここは外せない!」とも思っていました。
楼上には十六羅漢像が見えませんが祀られていて、両脇には朱色の阿吽二体の仁王像が睨みをきかせていました。
朱色だとさらに迫力があります…!
重厚感のある門は遠くから見ても圧倒的で、ですが精巧な造りで思わず見入ってしまいました。
まさに「嵯峨野の顔」にふさわしい。
源氏物語に興味はなかったとはいえ、大人になってから触れる歴史はなかなか乙なものでした。
<清凉寺>
住所:京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
時間:9:00~16:00
4月・5月、10月・11月 9:00~17:00
拝観料:一般 400円
中学生・高校生 300円
小学生 200円※ 境内参拝自由
アクセス:阪急嵐山線「嵐山駅」より徒歩35分
コメント