阪急沿線を離れて京都小旅(こたび)をしてきました。
一乗寺中谷でパワーチャージできたら、是非行っていただきたいのが詩仙堂です。
1641年に煎茶の開祖である石川丈山が造営した山荘で、実は詩仙堂というのは内部にある一室の名前のことを言います。
「詩仙の間」には中国の詩家36人の肖像を掲げられていて、これが詩仙堂と呼ばれる所以です。
凹凸窠(おうとつか)というのが正式名称で、でこぼこした土地に建てられた住居のことを意味しています。
建物や庭園は山の斜面に沿って作られていて、疲れている時に行くと坂がキツく感じます…
今は中国の禅宗五家である曹洞宗の(そうとうしゅう)の寺院でもあるため「丈山寺」とも呼ばれているそうです。
石川丈山は庭作りが得意だったので、見事なお庭が出迎えてくれます。
〝静寂〟という言葉が似合い、小声でも喋るのを憚れるほど。
時折ししおどしが響き、その音がとても心地よく風情があります。
そして眠くもなります。。
1986年には英国王室のチャールズ皇太子と故元ダイアナ妃も来られ、その当時の写真が飾られているので必見。
そのためか外国の方も多く来られます。
サツキや紅葉が有名ですが、どの季節に行ってもその季節ならではの景色を見せてくれるので、思い立ったら吉日です。
<詩仙堂>
住所:京都府京都市左京区一乗寺門口町27
時間:9:00~17:00(受付終了時間16:45)
拝観料:大人 500円 高校生 400円 小中学生 200円
アクセス:叡山電車「一乗寺駅」より徒歩10分
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