元々植物好きでしたが、職場の植物係(水やり)になってからさらに大好きになりました。
1年後、今よりもっと季節を楽しめる自分に出会うため、#阪急沿線植物図鑑を通して少しずつ季節のお花や植物の名前を憶えていきます。
今回、花隈エリア巡りを決行した最大の目的が相楽園です。
真夏に行くのはどうかなと思いましたが、どうしても6,000坪の日本庭園が見たかったのです。
相楽園は元神戸市長・小寺謙吉の先代の本邸に営まれた庭園で、昭和16年以降に神戸市の所有となり、一般公開されるようになりました。
一歩中に入ると神戸の街中とは思えず、こんなパワースポットみたいな場所があるなんてと感動するほど生命力に溢れた場所です。
それもそのはず、入口近くから続くソテツ園のソテツは樹齢300年を超えます。
こんなに大きくて多くのソテツを見たことがなかったので、圧倒されました。
さらにソテツ園の先にある大クスノキはなんと樹齢500年。
元気な植物を見ていると、こちらまで元気をもらえます。
私は池泉回遊式庭園が好きなのでこちらのエリアは特にゆっくり見ましたが、風があり涼しくて、時が止まったかのように静かな時間を過ごすことができました。
本当に深山幽谷のような風景で、私の知らない神戸にまた出会えました。
明治に建築された厩舎や英国人貿易商のハッサム氏の住宅、さらに相楽園は明治末期に完成したということもあり、歴史に思いを馳せることもできます。
「落ち着いたら」「涼しくなったら」と思っていても、なかなかそういう日がこなかったり、他の予定で忙しくてそれどころでなくなったりって結構あるもの。
それならベストなタイミングでなくても、落ち着く日を待たずに好奇心を満たしていきたいなと思っています。
真夏の日本庭園、誰もいなくて貸し切りでした(そりゃそうだ)!
<相楽園>
住所:神戸市中央区中山手通5-3-1
時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
定休日:毎週木曜日(祝日の場合は開園、翌日休園)
12月29日~1月3日アクセス:神戸高速鉄道東西線「花隈駅」より徒歩15分
HP:http://www.sorakuen.com/
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