いつも元気をもらえる宝塚歌劇。
どの組も大好きで観劇しているので、#阪急沿線宝塚歌劇を忘備録も兼ねて書いていきます。
今年初めての宝塚は「ワンス アポン ア タイム イン アメリカ」。
タイトルを聞いてピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは1984年に公開されたロバート・デ・ニーロ主演のギャング映画をミュージカル化したものです。
脚本・演出を手がけた小池修一郎さんが夢だったということと、主人公のヌードルを演じた望海風斗さんが舞台化したら主演をしたいと願っていたこともあり、力が入った作品でした。
また、男役の朝美絢さんが酒場の歌姫でヌードルの親友・マックス(彩風咲奈さん)の恋人役を演じると聞いて楽しみにしていましたが、びっくりするくらい色気がありキレイだったので必見です。
少年期、青年期、初老期の3つの時間軸を演じきった望海風斗さんたちが素晴らしく、違和感なく観劇し続けることができました。
舞台は20世紀のアメリカ。
ユダヤ移民の子でニューヨークの貧民街で暮らすヌードルや仲間たちは、とある出来事がきっかけでブロンクスから来たマックスと仲良くなり、友情を結びます。
その後、ヌードルは警察官を殺害したことにより7年間服役しますが、晴れて出所した際はマックスたちが待っていてくれて、禁酒法を利用してギャングとして成り上がっていきました。
初恋の相手、デボラ(真彩希帆さん)との再会の喜びや贅沢な暮らし、束の間の栄光はどんどん過激になる犯罪行為や禁酒法が解かれたこともあり長く続きません。
結局アメリカンドリームを掴めたのでしょうか。
掴めた掴めなかったの話をしながら帰宅しましたが、誰も幸せになれなかったのではないかと心がザワザワしました…
ただ、何度も観劇したいと聞いていた通りの作品でした。
<雪組>
ワンス アポン ア タイム イン アメリカ
期間:2020.1.1~2020.2.3
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