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映画さながらの経験ができる『蹴上インクライン』を歩こう

『蹴上インクライン』は滋賀県から京都へ琵琶湖疏水を運行していた船を運航させるために敷かれました。映画「スタンド・バイ・ミー」の世界観を味わいませんか?

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『蹴上インクライン』

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映画「スタンド・バイ・ミー」を観て、線路を歩きたいと思ったことがある人は私だけではないはず。ざっくり説明すると男の子4人が線路を歩いて死体を探しに行くという話なのですが、少年同士の絆やたった2日で変化する姿など自分の青春時代と重ねてしまうからか、観るたびに懐かしい気持ちになれます。さらに〝線路の上を歩く〟という旅が冒険心をくすぐってくれるのです…!
桜の名所としても有名な蹴上インクラインは、全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡です。滋賀県から京都へ琵琶湖疏水を運行していた船を運航させるために敷かれました。ロケ地であるオレゴン州はなかなか行けませんが、蹴上インクラインで疑似体験ができちゃいます。現在は運転が休止されて線路だけが残っているため、「汽車だー!」と慌てふためくことなく安全に歩くことができるのでご安心ください。

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足元には枕木や石が敷かれていて歩きにくいので、スニーカーがおすすめ。なんの習性かわかりませんがレールの上を歩きたくもなるので。結構難しくて、私は何度も落ちてしまいうまく歩けません…

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桜や紅葉の時期は名所だけにすごい人ですが、それ以外はゆっくり歩くことができるので、映画の世界に入り込めます。BGMはもちろんベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」で。

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線路を歩きながら車を見るのもなかなかできない経験です。

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「ねじりまんぽ」

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京都市営地下鉄東西線 蹴上駅から「ねじりまんぽ」というレンガ作りのトンネルをくぐって行きます。「まんぽ」とはトンネルのことです。名前の通り壁が螺旋状に捻れていて、引き込まれるような感覚になるためなんだか怖いのですが、冒険の始まり!という感じがします。

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詳細情報

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住所:京都市左京区粟田口山下町~南禅寺草川町

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