阪急沿線を離れて京都小旅(こたび)をしてきました。
今宮神社でお参りしたあとは、お待ちかねの門前スイーツ・あぶり餅を食べに行きました。
聞くところによると、あぶり餅を目当てに今宮神社へ来られる方も多いとか。
東門を出たところに向かい合わせで「一文字屋和輔」と「かざりや」があります。
せっかくだから食べ比べをしようとまずは「一文字屋和輔」へ。
平安時代から製法を変えず、1000年もの間続く老舗中の老舗。
日本最古の和菓子屋です。
あぶり餅を全て食べてもおもち1個分だそうですが、このあとの「かざりや」を考えてシェアしました。
さて、初めてのあぶり餅は、香ばしくて優しい味で美味しかったです。
思っていたより甘味が少ないので、1人前食べれたかも。
ちなみにあぶり餅とは、きな粉を付けたお餅を炭火で炙り、白味噌のタレをからめたものです。
私はきな粉が好きなのできな粉だけでも満足ですが、白味噌とこんなに相性が合うと思わなかったです。
上品な味で、千利休が茶菓子として使用したのも頷けます。
さらに、あぶり餅を食べると病気や厄除けのご利益があると言われています。
使用されている竹串は今宮神社の斎串(いぐし)が用いられていて、今宮神社で行われる「やすらい祭」が関係しているからだそうです。
お祭りで鬼の持つ風流花傘の下に入るとご利益があることにちなんでいます。
美味しいだけでなくご利益もあるあぶり餅。
参拝とセットで、出来たての美味しさを味わってください。
<一文字屋和輔>
住所:京都府京都市北区紫野今宮町69
時間:10:00~17:00
定休日:水曜日(※1日、15日、祝日が水曜の場合は営業、翌日休業)
アクセス:京都市バス46系統「今宮神社前」より徒歩2分
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