先日、母に樹木希林 120の遺言を借りてすごく良かったので、こちらも貸してもらいました。
120の遺言とかぶるメッセージもありましたが、どの言葉も重みがあり、今回も圧倒されました。
メッセージもさることながら、表紙の写真の素敵なこと。
こちらの写真は映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」のポスター用に撮影されたものです。
生前、樹木希林がこの表情を顔施(がんせ)と呼ぶほど気に入っていたそうです。
顔施とはにこやかな表情で人に接するという仏教用語のことです。
この顔を見たときに、フッと人が何かを感じるのであれば、人に何かを施したことになるだろうと。
私も表紙を見た時に優しい気持ちを贈ってもらえました。
私は骨折(軽傷)したこともあり、病気の受け入れ方が1番自分事として捉えられました。
特にP.117の「早い時期に自分の生活習慣を見直すことが大事ですね」は、わかっているけれどなかなかできていないので何度も読み返しました。
骨折は本当に自分のまぬけな不注意が原因ですが、無理をしたり焦ったりが引き起こしたことでもあるので、生活習慣だけでなく考え方も見直さなくては…
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