エッセイブログ

京都手帖2020

京都で季節を感じながら暮らしたい。
今年は楽しむ気持ちは諦めずに、できる範囲で感じようと思っています。

ということで、創業120年を超える美術出版社『光村推古書院』が手掛けている『京都手帖2020』を購入しました。

こちらは京都に特化した手帳で、開催予定の行事や鉄道路線図、バス案内図だけでなく旧暦・二十四節気なども記載されていて、眺めているだけで京都の1年を感じることができるからです。

神社やお店などの情報はわかりますが、行事には疎かった私。
週間カレンダーにその日の行事が記載されているので、「今日は何の日?」と気軽にページを開くだけで簡単に確認できるのが嬉しい。
本当に”京都ツウ”になれそうです!

気になった行事を調べてみると歴史の勉強になったり、昔の人が大切にしていたことを未来につなげたい、他の人にも教えたいと勝手に使命感にかられたり。
手帳の域を超えて、私の好奇心をかきたててくれています。

ページを開くたびに行きたい気持ちが増しますが、勉強してから行くとさらに得られるものも多いだろうし、行事などの旬を逃さずもっと楽しめると思うので、「今は勉強期間」と自分に言い聞かせて我慢我慢。

なんといっても『竹笹堂』のデザインが優しくて、お気に入りの月は何度も見てしまいます。
ちなみに8月のそろばんが好き。

創業120年の『竹笹堂』は京都の木版印刷技術を継承する木版画工房『竹中木版』が展開しています。
木版画作品をはじめ、てぬぐいで有名な『永楽屋』とコラボしたり、ハンカチや文具も手掛けられているそうです。
オンラインでも購入することができますが私は実物を見てみたいので、この状況が落ち着いたら京都高島屋かイノブン四条本店に行こうと新たな楽しみが広がりました。

なんと2006から販売されている『京都手帖』。
”手帳は高橋”派で今までは購入するのを躊躇っていましたが、こういう状況でも京都に行きたい!を叶えるため、脳内トリップできるようこの度の購入に至りました。

さて、ワクワクする『京都手帖』を眺めながら、落ち着いたら参加したい行事リストを作り始めます。

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