阪急沿線を離れて京都小旅(こたび)をしてきました。
梨木神社の記事でも書きましたが、大好きなガイドブックで紹介されている「村上開進堂」。
なぜか写真でなくイラストなのですが、そのイラストが可愛くて食べてみたいと思っていました。
「村上開進堂」の名前を知ったのは、「暮らしの手帖」の編集長・松浦弥太郎さんの「日々の100」というエッセイがきっかけです。
調べてみたら東京と京都にお店があり、親戚とのこと。
松浦弥太郎さんが載せていたのは東京のお店だと思いますが、こちらは紹介制でお値段もなかなかのハードル。
京都のお店は名物クッキーは予約制ですが、ガイドブックで紹介されていたロシアケーキは一見さんでも購入できます。
大好きなフロランタンと絶対食べたかったロシアケーキのレーズンを筆頭にアプリコット、ブドウジャムサンド、チョコを購入しました。
フロランタンはサクサク、カリッとした食感が好きで、さらにこちらのはアーモンドヌガーを使用されているのでまろやかな甘さ。
ロシアケーキは名前に〝ケーキ〟とつきますが、クッキーより少しソフトな生地の焼き菓子だそうです。
サクサクしているものやしっとりしているものもあり、それぞれ食感が異なります。
〝ソフトな生地〟と紹介されていたので全て柔らかいと思っていましたが、こんなにも違うなんて！
どれも素朴で美味しくて、懐かしさを感じました。
「村上開進堂」は明治時代に創業された京都で1番古い洋菓子店で、店構えからノスタルディックな雰囲気が漂っています。
「閉まってる！？」と思うほど薄暗かったですが、タイムスリップしたかのような気分も味わえて楽しめました。
〈村上開新堂〉
住所：京都市中京区寺町通二条上ル東側
時間：10：00～18：00
定休日：日曜・祝日・第3月曜日
アクセス：京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」より徒歩10分
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