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『料亭まみ』

開店から1年が過ぎました。

といっても、結婚してから自分で作った料理を写真に収め、『料亭まみ』というフォルダーに入れているだけなんですが。

ちなみにクリスマスは、『リストランテ マミ』に早変わり。

そこまで料理が好きでなかったので、少しでも好きになれるように。何を作ったか忘れないために始めました。

最初の頃に比べてレパートリーが増え、盛り付けもきれいに、料理も上達していて、自分の成長を見るのが楽しい。

写真、撮っててよかったとつくづく思います。

何より私はお弁当作りを毎日していたものの、ずっと料理が苦手、上手くないと悩んでいましたが、思い込みだったと気付けたのです。

ほぼ毎日主菜、副菜2品、汁物、ご飯を用意していて、しかも全然苦じゃない。

「何作ろうかな~」と考えながら冷蔵庫と相談したり、レシピを見るのが楽しくて…!

料理が好き。声を大にして言えるくらいになりました。

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さて、なぜ苦手意識があったかといえば、思い出すのは中学時代。

当時小学生だった弟と晩ご飯が2人の時があり、八宝菜を作ることになりました。

ほぼ母が作ってくれて、私は水溶き片栗粉を入れるだけだったのですが、どういうわけか失敗して、はっきり言ってまずかったのです。

八宝菜があまり好きでないのは、絶対にここからきている。

何がどうしてそうなったかわからないのですが、それでも自分で作ったから頑張って食べていると、弟が泣きながら言ったのです。

「残させてください」って。

私も残したいほどの味でしたが、他の人に言われたら腹が立ち、めっちゃ怒って無理やり食べさせようとして、もうそこからは地獄絵図。

帰ってきた母が作り直してくれて事なきを得ましたが、そこから弟は私の料理を食べたがらず、私も含め両親も「まみは料理が苦手」だと思っていました。

だから今こんなに楽しく料理を作っていて、味も美味しい(はず)ので、びっくりされています。

たった1回の失敗(いや、何回もやらかしてる)で、どうしてできないって思い込んだんだろう。

インスタを見て憧れるだけでしたが、いざ作り始めたら、意外と憧れの世界に行けてしまいました。

あんなにきれいな見た目ではありませんが…

それでも、自分で自分の可能性に蓋をしてしまって、もったいなかったなぁ。

ということで、やりたかったことに一歩踏み出してみます!

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